斎藤の小噺

漫画描きの日記

昼間⑦

原稿が死ぬほど遅れている。

数にして7P残り18P。

トーンを通販していつ届くか、

それを貼るのに何日かかるかが気がかりだ。

 

そしてバイトも見つかっていない。

あと3ヶ月の内に見つからなきゃ死ぬ。

 

そんな崖っぷちの気分とは裏腹に街は晴れ、

草木や人が色めいていた。

空にはなにも無い。

清々しい青空だ。

 

晴れすぎていて病気になりそうだと思った。