斎藤の小噺

漫画描きの日記

朝②

「マイ・ブロークン・マリコ

「映像研に手を出すな!」

メイドインアビス」を読んだ。

全部めちゃくちゃ好きだし

なによりも感動した。なんなら泣いた。

 

やはり自分が惹かれるもの、

かつ割と世間でも受け入れられてるもの、

世間と自分の公約数みたいなものが

見えてきたのかもしれない。

 

その公約数が含まれてる作品を列挙する。

新世紀エヴァンゲリオン

「東京喰種」

ヘルシング

寄生獣

鬼滅の刃

「ヴァンランド・サガ」

宝石の国

進撃の巨人

「ノイン」

「マイ・ブロークン・マリコ

メイドインアビス

(これらだけが好きな作品なのではなくて

"公約数"が含まれてる作品)

それぞれ作品ごとに様々な特徴、

いいところ、感動するものがあるが

通底してるものは「残酷さ」と「美しさ」が

同居した作品であるということ。

 

残酷と美が共生すると何が起こるか?

「儚さ」が生まれる。

儚いものを人は尊いと思うのだと思う。

死を感じる作品になり、死を描くことで

生を描いている(必ずしも生きることが素晴らしいといった内容ではない)。

 

勿論、エンターテインメントとして完成している事が大前提だ。

 

エンターテインメントの水面に手を突っ込んで触れるもの。それなしで十二分に楽しめるものでなければならない。

読者が感覚的に抱く「なんだかそう感じる」に至らなければならない。

 

もちろん、意識してやってる人なんていないかもしれない。いるかもしれない。

でも、そういう「感じ」はもともとの持ち物である気はしている。

 

そして僕はどちらかと言えばそちら側な気もするのだが、これに関してはあまりに客観的な意見じゃないのでパス。

 

とにかく自分の好きな作品の根底にあるものがわかった。

 

あとはどう活かすか。