斎藤の小噺

漫画描きの日記

昼間③

「日本のヒーローは日本人の善人しか救わないのか」問題。

 

まず、「そんなことは無い」。これでこの話はおしまい。描写として外国人を出すとそこには特別な理由が必要ってだけです。なぜなら作品全体で見て違和感を残してしまうから。

はい。

 

で、本当に書きたいのは

「善人が悪人を倒して善人を救う話、本当に面白いですか?」問題。

こんな話は気持ちよくもなければ面白くもないでしょ、と思ってしまう。

善人が人を助けるのは当たり前だから。

僕は「善人の主人公」よりは、

「悪人なんだけど善行をする主人公」の方が好き(社会的な悪を含む)。ワンピースもそのパターンですよね。

「悪人を狩る悪人」のがかっこいいじゃない。

よく食べるチョコはミルクだけど、憧れるのはビターだよねってその程度の事だと思うんですよね。子供心にコーヒー飲んでる大人ってかっこよかったじゃないですか。

あと他人から見て善人に見える振る舞いをする人は「そういう私!」って人か「そういう振る舞いをしなければ嫌われてしまう」って人かだと思っているので、やっぱりこの世界に善人なんてのはいない。

性悪説

悪人だらけの世の中のが面白い。