斎藤の小噺

漫画描きの日記

夜半⑦3

「死にたい」の根について

 

やっぱり、基本的に人間は生きていたいものだと思う。死にたいのではなく、

「生きていられない」もしくは

「生きることに耐えられない」

なのではないかと思う。

なぜなら苦しい現実があって、ならばその条件が無くなりさえすれば生きられるはずだから。

そしてその条件を変えられない人間は死にたいと、生きる事に耐えられないと考えるんじゃないだろうか。